妊娠糖尿病と闘った記録
こんにちは、ポコです!
今回はわたくしが第二子を妊娠中に糖尿病と診断され、産むまで試行錯誤した体験を書いていきたいと思います。
第一子を産んだのは、実は10年以上前。なので、妊娠糖尿病って言葉すら聞いたことがなかったし、そもそも検査した記憶もないんです(多分したんだと思いますが、問題なかったのか、検査基準が今ほど厳しくなかったので引っかからなかった可能性)。
第二子を妊娠し、健康に自信があった私はその日も
のほほ〜〜んと妊婦健診に向かったのです。
そして、ブドウ糖負荷試験。ものすごく甘くてシャワッシュワしたサイダーを一気飲みします。
普段から炭酸飲まないので、何度もゲップをして半泣きで飲みました…
そして30分後、60分後、120分後と採血をします(注射はわりと平気)。
採血をして、数値を測った看護師さんの表情が変わったのを私は見逃しませんでした。
結果は妊娠糖尿病。確か1時間後で187とか叩き出したんじゃなかったかな〜。
これ、後で調べて知ったんですけど、サイダー飲んだ後から次の検査までの時間に病院内を歩いておけば…もしかしたら引っかからなかったかもしれません。飲んだ後運動すると数値下がるんです。ただ、赤ちゃんのためには数値が高いと危険なのでしっかり治療する必要があります。
通っている病院では治療ができないということ、更にはインスリンを打ち始めたらうちでは出産できないよと言われてしまい…大きな病院で再検査となりました。
再検査したところで、数値は高いまま。
妊娠糖尿病って、普通の糖尿病とは違うんです。赤ちゃんが糖分を必要とするために、糖を下げる役割をするインスリンの分泌を抑えてしまうんだそうです。
つまり、産むまで治らない…?
私、痛いのめちゃくちゃ嫌いなんです。注射は、プロにやってもらうじゃないですか。だから平気なだけです。血糖値の検査って、自分で自分の指に針を刺すんですよ!!!しかも痛いの。ゴムパッチンされるくらいとか書いてあるけど、たしかに、冷静に考えればそうかもしれないんだけど、その行為がこわいんだよおおおおお!!
完全にトラウマになってしまい、毎回ブルブル震えながら半泣きで自己検査してました。慣れるっていったの誰?
しかもね、1日3回、朝昼晩と検査するのを、毎日ですよ、毎日!!!
痛くない場所を見つけても、続けて刺すと良くないとかで痛いところにも刺さないといけない(というより痛いかどうかは完全に運)。
可愛い赤ちゃんのために頑張りましたよ…
でも本音を言うと検査からは逃げ出したかったな〜。
こんな人もいるということで。
そして、数値を測っていくうちにある事に気が付いた…ご飯を食べる前にもずく酢やめかぶ、納豆を食べると血糖値が上がってない!!!
逆にインドカレーがヤバかったです。いや、インドカレーとチャイのコンボかな。白砂糖一杯入れたのが効いてしまったのかも…。
あと甘酒飲んだ後はビックリするくらい上がりましたね。飲む点滴って本当なんだな〜。
そんなこんなで毎食もずく酢を食べてましたね。産まれた子供が笑っちゃうくらいフサフサなのはそのおかげかもしれない。第一子は2歳くらいまで落ち武者みたいでしたからね(元々酢が苦手なので食べてなかった)。
海藻パワーと、野菜を多く摂っていたおかげで
数値は落ち着き、HbA1cも問題ないとの事で食事療法だけで出産までいけました。
しかしね、私が妊娠糖尿病と診断されたのってつわりの真っ最中の4ヶ月とかなんですよ。
その頃って確かジャガイモとかフルーツばっかり食べてて。むしろそれしか受け付けない。
水も吐くほどまずく感じて飲めなくて、味のついた飲み物しか受け付けないのでフルーツジュースとかココアとか…。
そんな生活してたらそりゃ体もおかしくなりますよねって話です。
でも、つわりが終われば元どおりの食生活ができたので、検査のタイミングが悪かったのかも知れません…。
妊娠中の皆さま、これから妊娠される皆さま…ほんとうに気を付けてください…一度診断されてしまうと産まれるまで自己検査をしなくてはなりません…泣
長くなってしまいましたが、食事療法で無事に産めたこと、検査は辛かったけど何を食べれば血糖値が上がりにくいかが良くわかったこと、色々勉強になりましたという体験談でした。
次回は糖尿病でも食べられたオヤツなんかを紹介したいと思います。糖尿病でも、甘いもの食べたいんじゃー!!!
それでは皆さんまたお会いしましょう〜
最後まで読んでいただきありがとうございました。